芝管理機械ガイド
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エアレーションシステム【サブエアシステムの効果とその仕組み】サブエアシステムは1994年に開発された、ゴルフ場に特化した芝草土壌のエアレーションシステムです。従来のエアレーション作業が表層からの限定したアプローチであるのに対して、土中から新鮮な空気を直接芝草の根に満べんなく、必要応じて頻度を上げて送り込むことができます。サブエア排水システム吸引モードでは、グリーン内の高い位置に接続された配管を通じて、土壌中の空気と余剰水分が引き込まれます。水分は重力で排水口へ流れ落ち、空気と残りの水分は空気/水分離器で分離され、空気は排出口へ、水は排水系統へと排出されます。送風モードと吸引モードゴルフ場のグリーン用土壌管理システムです。送風・吸引モードを使い分け、土壌中の酸素供給、余剰水分・有害ガスの除去、温度管理を行います。根の健全な成長を促し、病害抵抗性を高め、高品質なグリーンを維持。従来のエアレーション作業を軽減し、管理の効率化とコスト削減も可能です。送風モード吸引モード32土壌中の特殊配管(有孔管)から新鮮な空気を芝の根に直接供給。プレー面を傷つけず、酸素不足を解消、根の生育を促進します。大雨後の余剰水分や有害ガス、二酸化炭素を速やかに排出し、酸素を供給することで、根の健全な呼吸と生育を促進します。◀ 施工例ブロアー機種類電気モデル(埋設)電気モデル(地上) エンジンモデルサブエアシステムエアレーションシステム / 送風機芝芝にに差差ががつつくく、、ササブブエエアアーー

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